FALKTALE ARTS THEATER 劇団 民話芸術座

全国の小・中・高等学校での公演(芸術鑑賞会)を中心に、子どもはもちろん大人も楽しめる芝居創りを続けています

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パンフレット:寝太郎物語の表紙

【上演時間 ⁄ 75分】
原作:冨田浩太郎   脚本・演出:小村哲生
主題歌:TARAKO
【当日仕込時間:90分~120分程度(暗幕の有無・会場の状況により多少異なります)】

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今こそ時節到来じゃ!

ものがたり

怠け者の寝太郎は、年老いたおばばに働かせて、自分は毎日寝てばかり。

「♪寝太郎どんのなまけ者。毎日毎日寝てばかり~♪」と、

子どもたちまで歌を歌って馬鹿にする始末でした。

いつものように囲炉裏端で寝そべっていると、仲良しの狸たちがやって来て、『村の者たちから笑われないように、ちゃんと働いてくれ!』と、寝太郎に意見します。そこへおばばが息せき切って帰って来て、寝太郎に何かを告げました。すると寝太郎は、突然はね起きて叫んだのです
『うむむむ・・・今こそ時節到来じゃ!』と。
さあ、一体何が始まるのでしょうか?

寝太郎物語 舞台写真

寝太郎が働くことをやめてしまった理由とは?寝太郎の家に伝わる、とてつもない宝物とは?村人のことをちっとも考えない強欲な庄屋さまと、高い身分をいいことに 威張りちらす都のえらいお坊さんたちを相手に、怠け者の寝太郎が巻き起こす奇想天外な物語!  はたして、どうなりますことやら……。

寝太郎物 舞台写真

「ええか権八、おらが寝てばかりいるのにはな、深い訳があるんじゃ…」

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03-3988-7111【時間】月~金曜日 8:30~19:00(土曜・日曜・祝日除く)

CM映像

皆様の感想

小学校1年生

きのうねたろうものがたりを見たね。とってもおもしろかったね。ねたろうは、ねてばかりいたわけじゃなかったんだね。かんがえてたんだね。6年生のおねえさんもとってもじょうずにいえてたね。また、ねたろうものがたりみたいなおもしろいげきをみたいね。

小学校2年生

ねたろう物語のげき、かんどうしました。ひどいしょうやさまが、ストーリーの終わりには「村のためにつくします」といって、そのしゅんかん、かんどうしてポロリポロリとなみだがでました。

小学校5年生

ぼくは、寝太郎物語のなかですごく心に残ったのはたぬきたちが「目には目を 、暴力には暴力だ」と言った時、そのとおりだなぁと思いました。ぼくは、寝太郎も賛成してくれるだろうと思っていたけど、なんと「いや、暴力はだめだ。暴力をふるうのは、あいつらとおんなじだ」と言ったからびっくりしました。寝太郎はすごいなと思いました。 ぼくは父や母からいつも言われていることを思い出しました。それは、「暴力は最低の人のすることだよ。もちろん、けんかやいじめなんかも暴力にはいるんだよ。」と言うことです。ぼくは、寝太郎はよく昼寝をするけど、ここぞという時はすごいと思いました。ぼくも寝太郎みたいな人になりたいです。

小学校6年生

寝太郎は毎日寝てばかりだったので、たぬきたちが「働きなよ」とずっと言っていました。寝太郎は理由があってずっと寝ていました。たぬきは暴力をふるうと言っていたけど、寝太郎は「ダメだよ、暴力なんか」と言っていました。寝太郎は、とっても優しいんだなと私は思いました。このお話は〈解決するのに暴力ではなくて、話し合ったりして物事を考えよう〉ということを教えてくれたんじゃないかなぁと思いました。寝太郎は勇気があって優しい人だなと思いました。
小学校の時もいろいろ観たけれど、こんなに楽しいものを観たのは初めてでした!きっと寝太郎が伝えたかったことは、この世の中が幸せになり、世界中の人々が仲良く平和に暮らせる世界になったらいいなということを伝えたかったんだと思いました。今の世の中は戦争をしたり、テロを起こしたりして、多くの人が傷ついています。しかし、私はこんな世の中ではなく、世界中が平和でみんなが仲良く暮らせるようになったらいいなと思いました。

中学校1年生

今日の演劇は、同感する部分がたくさんありました。たぬきたちの言う事、する事一つ一つが私をものすごく劇に惹きつけました。私が思うに、この劇でみんなに伝えたかったこととは「自分のするべき事」だと考えます。寝太郎のするべき事とはなにか=私たちが今するべき事は何か。そんなことを学んだように感じます。自己中心的な行動をやめ、みんなで協力することの大切さ、団結してやり遂げた後の喜び。素晴らしいことだと思います。これから私たちは文化祭で演劇をします。その時はみんなで団結して演技することの楽しさ、喜びを味わいたいです。

中学校3年生

中学校3年生

友情はとても大切だと思いました。身分の違いや高い壁があっても、人と協力することで乗り越えることができるんだと思いました。私も、友達が困っていたら、自分から助けられる人になろうと思いました。それから、みんなの事を考えられることも大切だと思いました。自分一人が幸せになることを考えるんじゃなくて、寝太郎のようにみんなが幸せになれる方法を考えられるようになりたいと思いました。

教諭

子どもたちはもちろん、地域の方々も十分楽しませていただきました。私たちの学校は現在コミュニケーション能力の育成に取り組んでおり、朗読をさせていただいたことは、とてもいい経験となりました。低学年の子どもたちも一時間半の間舞台に惹きつけられ、くいいるように観ていました。演じる方の表情も豊かでユーモラス性もふんだんに取り入れられ最後まで楽しく観劇できました。演じている俳優さんの一つ一つのこまやかな表情も子どもたちは読み取れたと思います。今後の音読朝礼などにも参考になりました。
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